めでたく一件落着、で終わらないのがアビス…_| ̄|○
世界の障気を消すには、「ルーク」の超振動が必要。しかしそれには一万のレプリカと、ルークもしくはアッシュの犠牲が必要だった。死にたくない、本当はもっと生きていたい。でも、それで世界が救われるなら――。
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世界の障気を消すには、「ルーク」の超振動が必要。しかしそれには一万のレプリカと、ルークもしくはアッシュの犠牲が必要だった。死にたくない、本当はもっと生きていたい。でも、それで世界が救われるなら――。
実は解けていた封印術(アンチフォンスロット)。
めちゃくちゃ長い階段を上って何とかレムの塔の頂上に辿り着き、レプリカと話し込んでいるアッシュに駆け寄ったルークたち。そこに、不要になったレプリカを始末しに来たディスト登場! レプリカを嘲笑うディストに、怒って斬りかかる一行。でもカイザーディスト号は鉄壁の防御を誇って…って、あれそういう構造になってたんだっ∑(゚д゚ ) あとさり気なく、ディストの服が正装バージョンになってますね。六神将正装バージョンは好きなんですが、これを着てくる時=……なので着ている期間が短いんですよねー…(´ω`)
皆が歯ぎしりする中前に進み出て、1人でディストと決着をつけようとするジェイド。封印術は自力で既に解いていたので、遠慮なく秘奥義「ミスティック・ケージ」発動。ここら辺のジェイドのかっこよさが半端ないぜ(´д`*)
「さようなら、サフィール…」
そんなジェイドに、愕然としたディストの「本当にネビリム先生の復活を諦めるのか、あの頃に戻りたくないのか!」という叫び。これまで謎とされてきたディストの目的ですが、つまりは昔と変わらず「ネビリム先生の復活」。ジェイドとネビリム先生がいたあの頃がディストにとって1番幸せだったろうし、ジェイドとの「約束」というところにも固執しちゃったんでしょうね…(・ω・`)
その叫びに過去を思い出し、わずかに目を細めながらもジェイドはディストを攻撃。塔の外で爆発したカイザーディスト号を見ながら、別れを告げるジェイド。彼がディストに好意を持っていたかというと激しく微妙ですが、ディストはかつてのジェイドとも言えるから、見ていて複雑ではあったんじゃないでしょうかねー。ピオニー陛下の鉄拳制裁でネビリム先生はもう戻ってこないことを悟り、ルークやイオン様との出会いでレプリカも生きているのだと理解できたけれど、そうでなかったらディストと同じ道を歩んでいたかもしれないわけだし。
まあ、でも1つ言っておきましょうか。20話の感想で書いた「アビスの大原則」がここで適用されていると。
行き場のないレプリカたち。
モースがレプリカたちと交わした「エルドラントに迎え入れる」という約束。でも実際は元から守る気なんてなく、使い捨てるつもりだったんですよね…。
アニメでは細かいところは省かれていますが、実際のところ世界の各地でレプリカたちは迫害を受けています。元々一般の人たちにとって、レプリカは「得体の知れない存在」「化け物」。ただでさえ障気が再び漏れ出て不安なところに大勢のレプリカが現れ始めるものだから、ますます人々は混乱に陥り、その鬱憤はレプリカに向けられるように。また、こんなに大勢のレプリカが一気に現れたら、当然衣食住が十分に揃った受け入れ先があるはずもないんですよ…(・ω・`)
そんなレプリカたちに、受け入れ先を作ってやる代わりに、障気を消すために1万人犠牲になれと要求するアッシュ。ルークたちはそれに抗議しようとするけれど、それ以外の解決策はないんですよね…_| ̄|○
死ぬのが怖くて当たり前じゃないか(ノд`)!
時間をやるからどうするか考えろと言って、アッシュはどこかへ。ルークたちもダアトへ行って、両国王とテオドーロ市長に事の次第を説明。そこで出た結論は…レプリカを犠牲にするしかない。そして、共に死ぬならオリジナルのアッシュではなく、能力が劣化しているレプリカのルーク…。
友達としてなら止めたいと思っているけれど、ここであえて憎まれ役を買うジェイドが切ない(´;ω;`) そのジェイドを怒鳴って「生きることを考えろ!」とルークに言うガイ、「ルークにもアッシュにも生きていてほしいのです!」と叫ぶナタリア、もう「誰にも死んでほしくない」と呟くアニス、「皆が賛美しても、私は認めないから」と呟くティア。そして、本当は死ぬのが怖いけれど、世界を救うために犠牲になることを選んだルーク。皆の想いが切なすぎて辛いよ(ノд`)
「皆、俺に命をください! 俺も消えるから!!」
同胞のために、犠牲になることを決意したレプリカたち。「我らは、我らの屍で国を作る」という言葉が重い…。
自分が犠牲になろうと止めに来たアッシュを肘鉄してローレライの剣を奪い、ルークは術を発動。覚悟を決めていたはずなのに、耐え切れずにルークに駆け寄ろうとするティア。ルークの気持ちを汲んでティアを止め、ルークの「ありがとう、ガイ…」に「バカ野郎…っ」と返すガイ。この2人の反応だけでも辛いのに、ルークが「死にたくない死にたくない死にたくない!」と思っているのが…! でもここで、初めてルークは「生まれた意味を知る」んですけどね。
皆が見守る中、集結し始めた第七音素。ところが何故か再び拡散しだしてしまう事態に。そこで何かに気づいたアッシュが、駆け寄ってルークに力を貸すという超珍しい共同作業シーンキタ――(´∀`)――!! 外殻降下の際にも共同作業はあったけれど、並んでやるのは珍しいですよね~。
実はルークの中にあったのです(^ω^;)
無事に障気は浄化され、アッシュが力を貸してくれたからかルークも奇跡的に生存。そしてここで、アッシュによってローレライの宝珠の在処も判明。実はルークはちゃんとローレライから受け取っていたものの、無意識のうちに自分の体に取り込んでいたため気付かなかったのでした。一生懸命探し回っていたアッシュの苦労は一体…(^ω^;) 先程の第七音素の拡散も、この宝珠が原因。
物質同士の音素と元素が融合するこの現象を、コンタミネーション現象といい、6話の廃工場で「ジェイドは腕からどうやって槍を取り出しているのか?」という疑問が出た時にジェイドが説明していたものです。ルークはローレライの同位体であり、尚且つ第七音素で構成されたレプリカなので、宝珠と同化しやすかったんでしょう。
ルークを待ち受ける運命。
六神将の目を誤魔化すためにも別行動を取った方がいいということで、再び何処かへ行ってしまうアッシュ。その後ルークは検査をするため、ベルケンドへ。検査結果は…猛烈な負担をかけたために、細胞同士の音素と元素が乖離しかけていて、遠くないうちに細胞崩壊を起こして消滅するというもの。ルークはその結果を隠して、「大丈夫だった」と報告。唯一ジェイドは嘘を見抜きつつも、その嘘に乗せられてくれることになりましたが…廊下でティアとミュウが聞いちゃってるんだよぅ(ノд`)
ということで、障気とレプリカの問題は一件落着しましたが、問題はまだ山積みで、ルークの命も危険。あー凹む…。
次回はラルゴのターン! あと最近の次回予告は、本当にネタバレしすぎだと思います!! …あと4話かぁ…。
次回「悲しき決別」
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テーマ:テイルズ オブ ジ アビス - ジャンル:アニメ・コミック
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皆、俺に命をください!俺も消えるから!
「...
2009/03/04(水) 02:12:43 | 渡り鳥ロディ
第22話はルークが自ら消滅する覚悟をするお話でした。
結局誰かが消えなければやがて全員が死んでしまうというのが辛すぎですよねぇ。
幸いにもルークは消えませんでしたが、そのうち消えてしまうことには変わらないと来ましたか・・・。
初っ端からディスト登場、...
2009/03/07(土) 07:51:54 | パズライズ日記
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